「Bingo-Master’s Break-Out!」対訳

 

 

 

Two swans in front of his eyes
Colored balls in front of his eyes
It’s number one for his Kelly’s eye
Treble-six right over his eye

A big shot’s voice in his ears
Worlds of silence in his ears
All the numbers account for years
Checks the cards through eyes of tears

Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!

All he sees is the back of chairs
In the mirror, a lack of hairs
A light realm, which he fills out
Hear the players all shout

Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!

A glass of lager in his hand
Silver microphone in his hand
Wasting time in numbers and rhyme
One hundred blank faces buy

Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!

Came the time he flipped his lid
Came the time he flipped his lid
Holiday in Spain fell through
Players put it down to

Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!
Bingo-Master’s Breakout!

A hall full of cards left unfilled 
Ended his life with wine and pills
There’s a grave somewhere only partly filled
A sign in a graveyard on a hill reads

Bingo-Master’s Breakout!

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-20-13-06-12

22」が彼の目の前に映っている
色のついたボールが彼の目の前に映っている
それは彼のケリーの目のための一級品
3つの「6」がすぐそこにある

ボスの声が彼の耳に響く
静寂の世界が耳の中に広がる
すべての数が人生を構成している
濡れた瞳でカードをチェックする

ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走

彼が見るのは椅子の背面だけ
鏡の中、無くなった髪
拡がっていく、光の領域
プレイヤーたちの叫びを聞きながら

ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走

彼の手にはラガーのグラス
彼の手にはシルバーのマイクロフォン
数字を読み上げ、韻を踏みながら浪費する時間
100人のうつろな人々がビンゴを買う

ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走

彼が怒り狂う時が来た
彼が怒り狂う時が来た
スペインの休日は失敗に終わった
プレイヤーはカードを置いた

ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走
ビンゴマスターの暴走

カードでいっぱいのビンゴホールは捨て置かれ
彼の人生はワインとアンフェタミンに沈んだ
墓石のまばらに並ぶ墓所
丘の上にある墓碑にはこう刻まれている

ビンゴマスターの暴走!

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-20-13-06-12

 The Fall初期の楽曲の中でもクセのある楽曲の1つで、訳してみて歌詞もめちゃくちゃクセがあって僕の英語力ではほとんど心が折れかける難しさでした。ビンゴの用語を使っているのもあれですが、例えば「All the numbers account for years」というフレーズなんかはビンゴの数字だけを読み上げてる自分の人生を皮肉ってるビンゴマスター(数字を読み上げる人のことで、イギリスとかにはそれ専門のBingo Callerと呼ばれる人たちがいて、そのトーナメントなんかもあるようです。)のことをうまく表していると思います。
「In the mirror, a lack of hairs/A light realm, which he fills out」のくだりも、ビンゴホールの鏡に映る、客の禿げた頭と、毎朝鏡なんかで見る自分の歳を経て禿げ上がっていく頭を重ねてるのだと思いますし、light realmというのも、読み上げた数字が点灯するビンゴホールの電光掲示板と、自分の頭の中に広がっていく”Breakout”への衝動みたいなものが重ねてあるのでしょう。「Checks the cards through eyes of tears」というのは自分のビンゴカードをチェックするのと、自分の人生を振り返るということをギャンブル用語でうまくつなげてあるフレーズなのだと思います。ただ1個「Holiday in Spain」というフレーズだけは何のことかさっぱりわからず、普通に訳してしまいましたが、もしかするとこの舞台がスペインのビンゴホールで、失敗したというのはスペインまで遊びに来てビンゴをしているお客さんの立場からのフレーズなのかもしれません。同名の映画があることもわかりましたが、とにかくこのフレーズだけは何のつかみどころもありませんでした。3つの6はオーメン的な意味(それが近づいているということ)だと思いますし、Breakoutは激情でも発狂でもなんでもよく、とにかく「やってられっか!!!」となって暴走してしまったということを表しているようなのでここではシンプルに暴走にしています。「Two Swan」とか「Kelly’s Eye」とかはビンゴ用語なので気になる方は調べてみてください。資料としてこの時代のビンゴ動画も添付しておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です