「Repetition」対訳

 

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Right noise
We’re gonna get real speedy
You gotta wear black all the time
You’re gonna make it on your own

Cos we dig
Cos we dig
We dig
We dig repetition
We dig repetition
We’ve repetition in the music
And we’re never going to lose it

All you daughters and sons
who are sick of fancy music
We dig repetition
Repetition on the drums
and we’re never going to lose it

This is the three R’s
The three R’s:
Repetition, Repetition, Repetition

Oh mental hospitals
Oh mental hospitals
They put electrodes in your brain
And you’re never the same
You don’t dig repetition
You don’t love repetition
Repetition in the music and we’re never going to lose it

President Carter loves repetition
Chairman Mao he dug repetition

Repetition in China
Repetition in America
Repetition in West Germany
Simultaneous suicides

We dig it, we dig it
We dig it, we dig it

Repetition, repetition, repetition
Repetition, repetition, Regal Zonophone

There is no hesitation
This is your situation
Continue a blank generation

Blank generation
Same old blank generation
Groovy blank generation
Swinging blank generation

Repetition, repetition, repetition….

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正しい騒音
俺たちは速度を上げていく
お前は常に黒い服を着なければならない
お前はそれをお前自身で作り出さなければならない

俺たちは掘り返す
俺たちは掘り起こす
俺たちは掘り起こす
俺たちは反復を探究する
俺たちは反復を探究する
俺たちは音楽の中で反復する
そして決してそれを失うつもりはない

すべてのあなたの娘と息子
ファンシーな音楽にうんざりしている人々
俺たちは掘り返す
俺たちは掘り返す
俺たちは繰り返しを探究する
俺たちは繰り返しを探究する
ドラムの反復
そして決してそれを失うつもりはない

これが3つの「R
3つの「R」:
反復・反復・反復(Repetition)

精神病院
精神病院
やつらはお前の頭に電極を当てる
そしてお前はもう2度と元に戻れない
お前は反復を探究しない
お前は反復を愛さない

音楽の中の反復を決して失うつもりはない

カーター大統領は反復を愛している
毛沢東は反復を掘り起こした

中国における反復
アメリカにおける反復
西ドイツにおける反復
同時自殺

俺たちはそれを掘り起こす
俺たちはそれを掘り起こす
俺たちはそれを掘り起こす
俺たちはそれを掘り起こす

反復・反復・反復
反復・反復・リーガル・ゾノフォン

そこに躊躇はない
これがお前の置かれた状況
ブランク・ジェネレーションを突き進め

ブランク・ジェネレーション
マンネリ化したブランク・ジェネレーション
グルーヴィーなブランク・ジェネレーション
スイングするブランク・ジェネレーション

反復・反復・反復

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 The Fallの音楽哲学みたいなのがヒネりながらもストレートに歌われている(と思われる)曲です。このRepetitionという単語が曲者で、ニュアンス的には反復性ということから転じて日々の習慣とか無意識にやってしまっていることとか、そういうものを全部含めた総括的な言葉だと思うのですが、うまく日本語にそれに当てはまる単語がなく、”習慣的反復的恒常志向型自動規律性”みたいなことなんだろうなと思いながら翻訳しました。常にそういうことの中から、しかし常にそういうことを繰り返すことで何かを見つけていけ!ということなのだと思うのですが、やっぱり英語の意味を日本語で考えるのは難しいです。
後半出てくる「西ドイツにおける・・」のあたりのくだりはこの歌が歌われた頃に起きたドイツの赤軍ことバーダー・マインホフのメンバーが相次いで自殺した(同時?)事件についてを指しているそうで、実際MES氏はインタビューで何度かこのグループのことを言及しているので、おそらくその通りなのでしょう。カーター大統領が反復を愛しているというのは保守的だったことを指していて、毛沢東が反復を掘り返したというのは秩序のない中国にそういったマオマオした党派精神的なものを注入したということを示唆しているのだと思います。そのあと出てくるリーガル・ゼノフォンというのはなんてことはないレーベル名で、有名どころではProcol Harumなんかが1stアルバムをリリースしたレーベルです。そういった時代の音楽を反復(コピー)しつつも、そこに何らかの新しいものを創り出せ、というようなことを意味しているのかもしれません。ただの言葉遊びのような気もしないでもないですが・・。
最後の「ブランク・ジェネレーション」のくだりから一気に演奏がパンクっぽくなりますが、このブランク・ジェネレーションというフレーズはもちろんリチャード・ヘルのアレです。途中何の脈絡もなく入る精神病院のくだりについては当時MES氏が居を構えていたアパートが精神病院の真横だったからそれのことじゃないか、という身も蓋もない考察がなされていますが、しかし反復を愛せなくなる、というのは電気ショックで頭をパーにされ何もできなくなった人のことを取り上げて、そういった医療を発展させた左派的なものに対する、お前らはぶち壊すだけで、何もできねーじゃん、文化っていうのは反復されてなんぼなんだよボケ!というメッセージなのかもしれません。いずれにせよこの曲含め初期の楽曲は狭いライブハウスの目の前にいる熱狂的なファンに向けての直線的なメッセージ、という感じがして、すごい熱い・・(のちの「Bonkers In Phoenix」みたいな曲には一切含まれていない)人間的・パンクシーン的にキボーに満ちたものを感じてとてもいいです。今回歌詞を訳してみてどんどんこの時代のThe Fallが好きになっています。

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