【音源紹介】Die Already / Short Temper!

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カリフォルニアの4人組ハードコアバンドShort Temper!の2枚目となる音源。facebookを見る限りメンバーはかなり若そうだが、音は超正統、超純粋のアメハーな音。今の時代にそぐうかそぐわないかは別として、音は文句無しにカッコいいのだが(ボーカルはやや難あり)、音楽性はこのままに、もっとファッションとか見た目とかバンド名とかジャケットのアートワークとかに個性というか、今時のカッコ良さが備わればもっとウケるのにな、と惜しさを感じた。ファッションとか見た目とかバンド名とかジャケットのアートワークとかのダサさ以外は全てが備わっているバンド。

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DJドラびでお “新システムお披露目ツアー2017” @梅田NOON+CAFE 17/1/29 (日)

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これは今年に入ってから行ったライブ。1/29、梅田NOON+CAFEでのDJドラびでお新システムお披露目ツアー2017です。そもそもこのライブは当日まであるのを知らなくて、河原町のドトールでケータイをいじくってた時にtwitterでドラびでおさんの告知ツィートを見つけ、急遽梅田まで向かった次第。茶屋町の高架下というどう考えてもオシャレっぽい場所柄に最後まで行くことを躊躇していた(気持ち悪い身なりなので)のですが、ドラびでお関連のライブはもう何年も前から見逃してきたので、いい加減スルーするわけにもいくまいと思い入りづらさ満点の会場に入場。

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この日は何人かのDJとバンドにまぎれて(?)DJドラびでおも出演するという形で、入った時にはaapsという岡山のバンドが演奏を始めていました。本当に一瞬しか見れませんでしたが、爽やかで今風なガールズポップでとてもいい感じの演奏。あとでネットを見ると少しだけ機材トラブル的なものがあったようですが、僕が来た時にはもうそんな様子はありませんでした。続いて登場したのはYULLIPPEという女性一人のテクノユニット。一見無印大好きな喫茶店巡り趣味ガールみたいなファッションだったのですが、その格好(若そうでした)でそんなバキバキの音選ぶか?というような硬派なビートの曲が続き、曲自体は少し単調に感じたものの、ずっと聴いていられる脳がジュンジュンしてくる音でした。最後のボーカル曲もよかった。

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その次はDJの方が登場。この方はタイムテーブルを確認してなかったので名前がわかりませんでした。Bjorkから始まってハカイダーの歌やバングラなど中東系のサブカルっぽい音をかけていました。ほとんど何の曲かわからなかったのですが、ちょうどライとかそういう中東系の歌モノをiphoneに入れて聴いていたので、こういう音楽もちゃんとこういう場所でかけたらカッコいいんだなーとか思いながら聴いていました。
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そしていよいよDJドラびでおが登場。おもしろいという噂は聞いていたので、これまでジンセーで見てきたライブで一番くらい期待で胸を膨らませながら見たのですが、その期待をも凌駕する圧倒的おもしろさ!!!!この世の中にはあまり人に知られていなくても本当に突き抜けるくらい面白いものがあり、それはけして悟り系ヒーリングミュージシャンや土器作りおじさんの言う”おぎょうぎよくロハス”みたいなことではないということがわかる衝撃のライブでした。爆笑に次ぐ爆笑で後半お腹が爆発しそうでしたが、本当に今日来てよかったと思うライブでした。そしてその満足感とともに流れるように直帰。本当は動画とかも撮ったのですが、ネタバレになるのもあれなので、内緒にしとこうと思います。ビビッときた瞬間に行動してよかったと思う1日でした。(チケ代の安さにも相当救われた模様)
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RNR TOURS presents “Shoot The Girl First x A Scent Like Wolves Japan Tour 2016” @心斎橋AtlantiQs 16/11/26 (土)

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今更書いてどうするんだという感じの去年観たライブのレポートパート2、昨年11月に行われたRNR TOURS主催のフランスのポストハードコア・エレクトロコアバンドShoot The Girl FirstとアメリカのメタルメタルコアバンドA Scent Like Wolvesの来日ツアーのレポートです。
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この日のライブは上記2バンドのほかにSailing Before The Wind、UNIONS、VISION OF FATIMA、TIGER、SOUND LIMITS、宗教法人マラヤが出演、バンドの出演順はあまり覚えていないので、とりあえず頭の中にある順番で感想を書いていこうと思います。なおこの日場内は出演する宗教法人マラヤが初の大阪遠征(東京の人だったらしい)ということで、多くのマラヤファンの方たちも詰め掛けており、アイドルファンとハードコアファン同士が集まるかなりカオティックな空間でした。
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1バンド目はSOUND LIMITS(当日のものと思われる映像があったので貼っときます)。大阪出身のスクリーモバンドで、まだかなり若い印象のバンドでしたが、ボーカルが所狭しとステージを動き回っていて、これからやるぞーという感じが出ていてよかったです。2つ目のVISION OF FATIMAはメタルコア?デスコア?な音楽性で演奏のテンションが常にMAX、少し一辺倒な感じはしましたが、この日観たバンドの中で真っ先に好きになりました。音源を買わなかったことを後悔しています。
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次に登場したのはUNIONSというバンドで、曲の割にMCが長めという落語のようなライブ。ここで一旦外の空気を吸いに行こうと思ったのですが、続けて登場したSailing Before The Windがよかった。東京出身のメタルコアバンドで、この日観た日本のバンドの中では一番ライブ全体のバランス感というか安定感(良い意味)があって、盛り上げもうまく、マラヤファンの人たちも一番楽しんでいたように思います。ちょっとだけ見るつもりが結局全部見てしまいました。そしてその次に満を持してスペシャルゲストの宗教法人マラヤが登場。この人たちはとにかく「GET UP! 解脱」という曲がキラーチューンすぎ、それだけみたい!と思っていたのですが(人生初アイドルライブ)、そうか、これがアイドルのライブか、という感じで、完全に自分たちの空間を作り上げており、一見のにわかファンに入り込める雰囲気ではありませんでした。フロアが熱狂するマラヤファンと棒立ちで様子を眺めるハードコアファン(たぶん人生初アイドル)に完全に二分されていたのがおもしろかったです。

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宗教法人マラヤはtwitterのプロフィールで自分たちのことをバンドと言っており、メンバー欄にも木魚とシンキングボウルがそれぞれ担当楽器として書いてあるのですが、実際にステージでも木魚とシンキングボウルを演奏していて、その光景に「ほんとうにバンドなんだなぁ・・」とカンドーしました。たくさんの人がペンライトを振っている光景も生まれて初めて観て、海外バンドのスタッフ、メンバーの方も興味深そうにステージを覗いていたのが印象的でした。そしてステージが終わるとマラヤはチェキ会のために会場外に移動。マラヤのファンの方達もチェキ会に並ぶため一斉に会場外に移動したため、結果それまでの熱気が嘘のように会場から人が減ったところで来日1組目、A Scent Like Wolvesがスタート。

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正直あまりいい順番ではないなと思ったのですが、バンドは1stアルバムの曲を中心に7曲ほど演奏。本場のメタルコアの良さみたいなものが詰まったオラオラ感のある演奏で、観客の少なさこそ少し寂しかった(友達とか連れてこれなかった申し訳なさ)ものの、やっぱり海を出てよその国を廻るようなバンドは一味違うなとしみじみ感じる良いステージでした。名曲「Hounted」も聴けて満足。こういう雑味のないモロそのジャンルの良さがにじみ出てるようなバンドはやっぱり好きです。次日本(というか大阪)に来たときはもっと大勢の人に見られてほしいなとつくづく思いました。

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この時点でタイムテーブルは少し押した感じになっており、次のTIGERはあまり見れなかたのですが、かなり正統派なハードコアバンドで、少しオールドスクール風なところ含めかなりいい感じでした。そしてフロアにお客さんがポツポツと戻り、マラヤのファンの人たちも何人か帰ってきていい感じにフロアの熱気が戻ってきたところでトリのShoot The Girl Firstがスタート。

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6人組、しかもトリプルvo編成でさらにキーボードもいるSTGFにはステージは少し狭く、ボーカルの人も天井に手をつけて「日本の建物は小さいね!」みたいなことを言っていましたが、そんな気さくなMCとは裏腹にサウンドは完全にバキバキ、海外バンドのスタッフと思われる人たちもサークルモッシュもはじめて、開始数分(秒?)でこの日一番の盛り上がり。ステージの狭さが嫌になったのかボーカルの人は何度もフロアに降りて歌いまくり、一切ダレることなくあっと言う間にステージ終了。演奏も驚くほどキレキレで、たしかアンコールもあったような気がします。

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そして23時過ぎに全バンドが終了。この時点で終電ギリギリだったので、物販も見ずにそのまま直帰しました。数年前までは普通にこの界隈まで自転車で通える距離に住んでいたことを思うと、なぜその時もっとライブを観に来ていなかったのかと後悔せずにはおれません。

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THE JESUS & MARY CHAIN PSYCHOCANDY 30th Anniversary Japan Tour @umeda AKASO 梅田 16/2/25(木)

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今更去年のライブの感想を書いてどうするんだという感じですが、ネットを探してもあまりレポートらしい文章に出会わないし、月末には19年ぶりのアルバムが出るし、なんだかんだで撮った写真などの供養する場所がないので、そういう意味を含めて昨年2月に梅田で見たジザメリのライブのレポートを書いておきたいと思います。

この公演はもともと2015年の10月くらいを予定していたはずだった(覚えてない)のですが、お兄ちゃんの方の急な体調不良によるバックレで急遽開催が延期になり、去年の2月にずれこんだというライブで、延期の発表が前日くらいの、「飛行機に乗れないので延期しまーす」みたいなノリだったので、2月のライブも前日くらいまであるかな?あるのかな?というテンションだったことを覚えています。さらにすばらしいことに僕はぴあで買ったチケットをその間に無くしてしまっており、当日もう1枚チケットの代金を払わなければいけないという事態に陥っていてテンションはかなり低く、また電話で問合せたところ「現場にいる社員にお金払ってください!」と言われた割に現場に行ったら「社員は入場終わったくらいにきます!」という、結局当日券買った方が早いじゃねーか!!、という状況も重なって、仕方なく死んだ目で当日券待ちの列に並んではいたものの、目の前をメンバーが横切って会場入りするのを見るまではかなり「このまま王将寄って帰ろうかなー」というテンションだったことを覚えています。別にジザメリのメンバーを間近にみたらやっぱオーラ感じて行きたくなった、というわけではなく、「あ、この髪型でこの体型はお兄ちゃんだな、ということはうしろにいるT-1000みたいなのがやっぱり弟か。」というくらいの印象だったのですが、ここまで来たならもう見といた方がいいな、という気持ちが急にこみ上げてきて、かなり泣く泣くな感じで歯を食いしばりながらお金を払い、AKASOのスタッフの人が連携うまくとれずに罵声を飛ばし合うのを横目に会場に入場しました。
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入場してとりあえずドリンクをビールと引き換え、すでにほとんど満員状態の会場の左端にある通路の隅っこに陣取り、外人いるなー、意外に年齢層若いなー、と客層を見渡しながらビールを少し飲んだところでライブがスタート。ここからはもうあまり記憶がないですが、セットリストによるとライブは「April Skies」から始まったようです。ジザメリは高校時代聖書をめくるようにいつもMD(完全死語)に入れて聴いていたので、とりあえず演奏されていく曲をイントロで「うわー知ってる曲だー」と思いながら、サビの前くらいで曲名を思い出すという遊びをしているうちにポンポンと曲は進み、前半はほとんどの時間をそれに費やしていました。僕はこの来日公演の目玉である「サイコキャンディ全曲再演!」のアルバム『サイコキャンディ』にはあまり興味がなく、もっぱら4th以降の楽曲のファンなので、1部2部あるうちの再現でない1部が自分にとってのライブ本編だな、という気持ちでライブに臨んでいたのですが(だから当日券代出すか帰るかで悩んでた)、「Reverence」こそやってくれたものの、1部も1部で2ndとか3rd以前の曲中心で、「Nine Million Rainy Days」にはちょっと「それやるのかー!」とテンションあがったものの、あとはサムキャンデートーキングとか、そういう曲ばかりで生で見れるといううれしさ・喜びを噛み締めつつも、絶妙なそれじゃない感を噛み締めながらの鑑賞になりました。あと「Reverence」はあのアルバムのあの雰囲気の中で聴くと最高だけど、2016年にもなって聴くにはちょっと曲の感じがビッグビートとかそういうファットボーイスリム的なものを感じてださいかなーと正直思いました。そして「もうちょっとやるかな、もうちょっとやるかなー」という期待むなしく7曲ほどで1部は終了。休憩のアナウンスが入って舞台は2部へ。
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15分ほどの休憩が終わって2部がスタート。サイコキャンディは個人的にそこまで言うほどの音楽じゃないというか、レディオヘッドをひたすら推すロキノン、的なロック雑誌が性病みたいにある特定のバンドの音源をリスナーに押し付けてくる文化の発端的なアルバムだと思っているので、正直こういう内容ならExtreme Noise Terrorとかちゃんとクラストコアのしっかりした本当に”ノイズとフィードバック”の入ってる音楽を聴いた方がいいし、もっというなら腕組んで外タレの来日をお祈りしなくても既に日本国内には非常階段とかメルツバウとかこの純・ドサ廻り価格のライブの半分以下の値段で見れる、ドサ廻りでよその国に行くとか言ってそのくせ直前になったらドタキャンかます再結成おじさんバンドの数千倍はカッコいいバンドがたくさんいるわけです。だからそういうのをちゃんと知ろうとしないで「ロキノン様がおすすめくださった音楽だから」とか、「NMEがなんかすごいとかいってるんでー」みたいな「ザイルのメンディーおすすめのTシャツ」みたいな理由でこういう愚にもつかない再結成ドサ廻り巡業おじさんバンドのライブに2枚分の料金払っていく必要なんかないんですよね。とか思ってたら何の因果か僕の立っていた通路側の前の方が先の休憩時間に少し人の移動があり、空きができたのでさりげなくステージの近くに行くことに成功。ここで少しテンションが切り替わり、ま、これだけ前で見れるんなら(結局元の整理番号より前の方にこれた)2枚分の料金でもいいかな、というかジザメリのライブを日本で見れるだけで貴重じゃん!(掌返し)とか思ってると「Just Like Honey」がスタート。僕はサイコキャンディというアルバムは嫌い(3度目)ですが、5曲目の「Cut Dead」だけは闇ビーチボーイズという感じがしてとても好きで、あとはそれを聴くためだけにただ待機、という感じ。2曲目3曲目とさすがドサ廻り巡業で延々同じ曲を演奏してるだけあって特にこれといって「これがおれたちのロックだ!!」的主張もなくロボットのような振り付け的ステージアクションとともに淡々とステージは進行。しかしステージングのこの部分については謎のソロやシスターヴァニラの感じからもいかにもロックバンドじゃなくてポップバンドがやりたいんだ、的に作曲家魂を見せつけてきたお兄ちゃんの、今バンドでギターを弾くならこういうバンドで演奏したい、的なこだわりの部分なのかなと思い、特に不満は残らず、むしろちゃんとした演奏でちゃんと曲の輪郭が分かるライブをジザメリというブランドで観れたことにちょっと感動しながら、ゲストにマイブラのお姉さんとかが出てきたりしているうちにいつの間にか「It’s So Hard」終了、場内のボルテージがふわっと上がり、そのままアンコールなども一切なく終演、という非常にあっさりとしたライブでした。俺たちを見れたことに感謝しな!という兄弟の死んだ目が目に浮かぶようです。
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というわけで2部終了、誰と来たわけでもなかった僕はそのままそそくさとライブハウスを抜け出しそのまま直帰したのですが、某SNSにそのときの印象をまとめたものが残っていたので、ここに少しそれを引用しながら総評的なものを書いておきたいと思います。

まずバンド。今回の来日バンドはFountains Of Wayneのドラマーがサポートとしてドラムに参加するなど、バンド全体を元のジザメリ、というよりは「再結成」「ドサ廻り」「巡業」に特化した、「きちんと曲を聴かせるバンド」にブラッシュアップしており、その手堅い、だけどジザメリのメンバーがやっている以上こちらとしてはジザメリと呼ぶしかない、再結成後10年近くに及ぶ終わらない巡業ツアーによって磨き上げられたポップな演奏には、これまでのジザメリにない、そしてこれがこれからのジザメリになることもないであろう、パブロック的な良さを感じることができました(まるで全曲イアン・ゴムの曲のように聴こえました)。これで元のやる気のないor演奏下手、仲悪いメンバーで再結成したバンドのだるだるな「帰れよ。」みたいな演奏をされたら困りものでしたが、さすがリード兄弟というべきか、もうこれでお金を稼げるうちはこれで稼ごうと決意したのでしょう、そしてそうと決めたらそれは真面目にやるという、そういうストイックというか生活の糧を最優先させている感じはとてもいいと思いました。目立つステージアクションもユーチューブの動画で散々見た、あのマイクスタンドを上げたり下げたりするという意味不明な動作を顔と髪型がどんどんT-1000に近づくジム氏が無表情で延々やるという飾り気のないもので、そのさりげない質素なファンサービスが心に沁みました。

セットリストについてはもともとサイコキャンディ全曲再現ツアーだって言ってたし、これの少し前に出た全曲再現ツアーのライブ盤の曲順がほとんどネタバレなくらいこのセットリストとかぶっていて、それで見る前にある程度覚悟はしていたので、特に言うべきこともこれが見たかった、というのもありません。というか言い出せばきりがなくて、欲を言うなら本当はしょぼい過大評価アルバムのサイコキャンディより先にウルトラ超絶大名盤ハニーズデッドの再現ツアーをやってほしかったし、「All Things Must Pass」や「Something I Can’t Have」「Ghost Of A Smile」といった曲が聴きたかったです。もちろんゲストはおばさんじゃなくてホープ・サンドヴァルでアンコールでサプライズ的にステージ脇から登場して「I gave you all I had〜」と歌い始めて欲しかった。でもそんなの全部無理、そういうのは全部しないと決めた人たちの、そういう人たちのやるライブなんだ、というのは見る前からわかっていたことだったので、本当にもう生で動くジム氏とお兄ちゃんを見れて満足という、ただそれだけのライブだったと思います。何度もツアーでやってる曲の繰り返しに、あの日のあの演奏が最高だった!なんて現象が起きるはずもなく、たぶんアメリカでもこんな感じでずっとライブしてるんだろうなーというのを延々見せられた感じ、でも手を抜かずにちゃんと演奏してくれてたなーという、そんな小さな喜びを抱えて帰るような、そういうタイプのライブだったと思います。それでも満足できたのはやはりこのバンドが好きだったからでしょう。

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と、以上がライブのレポ(思ったより長文となった)になりますが、このライブを見てSNSに感想を箇条書きにしていた時点ではまだ新譜の情報が全くなくて、いや、正確にはもう何年も前から新譜を出すとかスタジオには入ったとかインタビューでジム氏がお茶を濁す展開が続いてはいたのですが、でもこの日のライブを見る限りでは完全にドサ廻り巡業に特化したバンドという印象だったので、もう出ることはないだろうと気にも留めないでいたのですが、この後年末ごろに出るという噂がネットに出始め、そのままサラッとタイトルとジャケット発表、そして流れるようにフリーヒートの「Dead End Kids」が曲名を変え新曲として公開され、今年に入ってからはついに「Always Sad」というタイトルからして何の進歩もひねりもない、でもジザメリらしさの結晶のような完全新曲が公開されたのでした。CDを買わなくなってから2年以上経ちますが、このアルバムだけはわりと真剣に買おうかと悩んでいますし、買う前からもう出る時点で今年これ以上の作品は出ないな、と思っています。僕にとってのチャイニーズデモクラシーです。本当はもう少し撮った写真や動画を載せたかったのですが、さすがに1年も前の写真となるとほとんど消してしまったのか残っておらず、写真は上の2枚しか見つかりませんでした。とりあえず冒頭にも書いたように月末に出るアルバムに期待をこめて、あと、もう一度新譜の来日でまたこのバンドのライブを見れることを願って、このレポートを終わりたいと思います。

【音源紹介】 ​ ABC Butchers Co. Ltd. / BUTCHER ABC

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東京のベテランゴアグラインド・デスメタルバンドの1曲入りシングル。デスメタルというよりクラストコア的な雰囲気を持ったパンキッシュなグラインドコアという感じの曲だが、ボーカル(ツインボーカル)はかなり本格的にデスメタルっぽくて良い。1回ライブ行ってみたい。Bandcampにアップされたのは去年だが、シングル盤が今月31日にリリースされる模様。

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【音源紹介】 ​DEFORMITY OF HUMAN CONSCIOUSNESS / THE DARK PRISON MASSACRE​

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※グロジャケの為ジャケット割愛。
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中国(!)は天津市出身のブルータル・デスメタルバンド、THE DARK PRISON MASSACREのアルバム。リリースはスペインのPathologically Explicitレーベルで、新人かと思いきやFacebookを見るとバンドの結成は2003年とかなりのベテラン。好きなバンドに一言”pantera”と書いてある潔さそのままに、どことなくスラッシュっぽい、リフを刻みまくるタイプのブルデスで、演奏もかっしりしており、所々キーボードで中国っぽい階調のメロディが入ったり、デス声もガテラルとグロウルを使い分けたり(ツインボーカルかも)と、単に中国産という物珍しさに終わらず音楽としても非常に完成度が高い。少しSEに頼りすぎているきらいはあるが、十分バンドのオリジナリティとして受け入れられる範囲だし、普通にライブを観に行きたくなる。アルバムは様々な時期の曲が入っているのか、後半の楽曲にややジャンルのバラつきを感じるが、中国のブルデスを聴けたという喜びでもうお腹いっぱい。ジャケットもグロテスクながらユーモアあふれる名ジャケで、それだけでもお腹いっぱい。

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※グロジャケなのでサイズ小さめ

5/14 関西コミティア50に申し込みました

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5/14開催の関西コミティア50に申し込みました。
ついでにCircle.msのページもしっかり作りました。
個人サークルでのコミティア参加は2年ぶりです。
何を出すかはまだ決めていません。
@kirisao と合同参加予定です。

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現在pixivtwitterで4コマを連載中です。そちらもよろしくお願いします。