梅田みずたばこ巡り

連休の間梅田で水タバコのお店を3つ巡りました。

水タバコは9月に静岡の浜松にある水タバコ店に連れて行ってもらいそこで初めて吸ったのですが、あの謎にソフトで煙に味がある感じにハマってしまい、その時一緒に行った友達と今度は大阪でも行こうということで、数人入れる大きさの水タバコ屋さんを探そうということで下見的な感覚で何件か廻りました。ざっくりメモ程度に感想をまとめておこうと思います。※一部感想に罵詈雑言多く含まれるので店名等は控えさせていただきます。※あくまで個人の感想です。

1軒目

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ファッキンサブカル!!
金持ちのガキが自分探しで大学時代中東とかそこそこ遠くて安い値段で行ける異国をぶらぶらした結果なんかの拍子でシーシャに出会いなんとなくその店をクソ安い大阪の街はずれのボロ屋借りてやってるだけという感じのなんのポリシーも感じないゆるい店!

サブカル大嫌いなので入った瞬間そのヌルマ湯感に思わず頭の中の張本勲が暴れ出し一呼吸1000回の「喝」が脳内に轟くシーシャを吸ってリラックス~という余地もないゴミ店だった!!本当に今思い出しても喝!大学生が大学生のために大学の学祭でやってるテキトーにボロいテントにブルーシートかぶせたような店より質が悪い!本当に喝!シーシャ吸って頭おかしくなってるのか単純にもとから頭がおかしいのかわからないがこの店のある区画の部分の土地だけ東京都に買ってもらい東京オリンピックで使ういらないカラーコーン置き場にするためにブルドーザーでただちに更地にしてもらいたいと思うほど吐き気がした!良いところはないが強いて言うなら周りがバカばっかりなので優越感と余裕を感じながらシーシャを味わうことができる。しかしバカに囲まれる不快感と嫌悪感の方が上なので結局中にいればいるほど評価はマイナス!これなら店の外で悲惨な店内の光景を眺めながら紙巻タバコを一本吸った方がよっぽど有意義な時間を過ごせると断言できる!本当に今必死に良いところを思い出そうとしているが店の細かいディテールや客や店員の様子を思い出そうとすればするほどブチ切れそうになる。大阪の気持ち悪いサブカルのすべてが集結した忌むべき店!不幸の塊のような闇のオーラが細木数子の痰のように蓄積している。間違いなく一歩足を踏み入れただけで地獄に落ちる店。

雰囲気:電信柱の上にあるムクドリの巣の方がマシ
コスパ:1ジンバブエドルでも損
店員:湯川さんに似てる
良い点:周りを見下せる 世の中にひどいものがあることを学べる バカの生態を観察できる
悪い点:エクセルの行と列全部使っても悪い点をすべてあげられないくらい悪い点が多いところ

2軒目

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地中海料理屋さんがシーシャも出しているという感じの店。
店は阪急東通り商店街から少し折れて大東洋に出るまでの道のはずれにある。
単純に上の店より店内は清潔にしており謎のエスニック系のトランス音楽がガンガンにかかっていてサブカルというよりはポリシーをもってこういうカルチャーが本当に好きな人がやっている店という雰囲気があり店内は狭いが掃除も行き届いているように感じた。
しかし残念なのが比較対象が1軒目にいった店しかなくその情報を片手に比較することしかできなかったので正直「すべてが上」くらいしか言える言葉がない。もっと水タバコに詳しければ種類とか味とかにも詳しくいろいろ書けたと思うが、とにかく入った時最初に感じたのは「いや、やっぱりまともな店はまともやんけ!!」という誰宛でもない怒りと、「もしこの店にもアレなところがあったらどうしよう」という不安だけだった。その不安は店内でしばらくいるうちにだんだん解消されていった。

シーシャのメニューはだいぶ年季が入ってボロボロだがかなり詳しくシーシャの紹介文が書かれており、テキトーにワードで作ったような1軒目の店のメニューとは雲泥の差だった。また料理店ということで店を出る前にはかなり良い匂いも厨房から漂いつつあった。ご飯を食べながらシーシャも吸えるという意味で、これを両方一度にやりたいという時にはかなり強い選択肢になり得ると思う。
シーシャの味は静岡で吸ったものよりもマイルドで味が濃い印象だったが、これは吸ったシーシャの銘柄にもよるのかもしれない。席が二回だったので炭替えるのめんどくさいし強めに炊いとくかーということだったかもしれない。店員のお兄さんはいかにもそういうの好き系だったが結構ノリが軽く常連ぽい女の人とコンドームがどうみたいな話をして笑っていた。そういう部分は1軒目の店の店員とそんなに変わらないものを感じた。

雰囲気:中東的というより地中海的。そこまで民族感はない。シーシャいっぱい並んでる
コスパ:銘柄によって違う
店員:バックパック背負ってインドにいそう
良い点:お洒落 そこまでイケイケ感もサブカル感もない
悪い点:悪い点は特に見当たらないが、常連さんの質はあまりよくないかもしれない

3軒目

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「窪塚洋介来店!」「店長26歳趣味タトゥー」とか書かれていていやこれ一番やばいだろ、と思っていた店。しかし東京には何軒かある店のチェーン店ということでビルの7階にある店は思いの外店員さんの服装や接客も一応のプログラムというかそういうきちんとしたフォーマットがある上でやっている感じがして、店内も客席の間隔やソファのリラックス感も良く思いの外しっくりきた店。

店の壁には窪塚洋介のサインがあり、ビルの7階にある店なのだが、窪塚洋介はこれよりも1F高いところから飛び降りて無事だったんだなあと思うと改めて窪塚洋介のポテンシャルの高さに胸が締め付けられる思いがする。さらにノースビレッジという窪塚洋介の自伝などを出す出版社がやっている店らしく店内には出版社の著作、主に窪塚洋介の著作が並んでおり、生まれて初めて新品の『放尿』を手に取ることができ目から尿が漏れそうになった。

そしてなんだかんだ軽いタッチで文章を書いているが、店内に流れるノリノリのタイのポップスを普通に口ずさんでるやばそうな店員さんに「おまかせで」と頼んで出てきたシーシャはいろんな果物をミックスしたすごく良い感じに甘い味わいで正直今の所ダントツで一番おいしいなと思った。またこのお店は唯一店員が二人で下ネタ話しをするのではなく(めっちゃ好きそうだけど)新しくできたシーシャの容器を海外から取り寄せるかどうか、みたいな真面目な話をしており、店内すべてにみなぎるチャラチャラした空気はおいといて全体的に非常に好感がもてた。日曜の18時から20時という時間帯ももしかしたらかなり良かったのかもしれない。

雰囲気:暗くてLDHの事務所ってこんな感じなのかなとちょっと思う
コスパ:オープンしたてらしく良心的
店員:BGMの曲を接客しながら歌ったりして少しこわいが悪気はないのだと思う 良い人感がある
良い点:窪塚洋介のサインが書いてある
悪い点:店内にメニューがない 店のHPにもメニューがない インスタグラムにしか金額書いてない(でも聞いたら教えてもらえるし丁寧に説明してもらえる) 若干店内に窪塚洋介テイストが強すぎるので、窪塚洋介ニストではないとむせる

The Fall 『New Facts Emerge』 レビュー (5000字)

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Track List:

  1. Segue (Mark E. Smith) – 0:30
  2. Fol de Rol (Dave Spurr, Keiron Melling, Smith) – 6:35
  3. Brillo de Facto (Spurr, Melling, Smith, Pete Greenway) – 3:49
  4. Victoria Train Station Massacre (Spurr, Smith) – 1:14
  5. New Facts Emerge (Spurr, Smith) – 4:02
  6. Couples vs Jobless Mid 30s (Spurr, Melling, Smith) – 8:44
  7. Second House Now (Spurr, Smith, Greenway) – 4:28
  8. O! ZZTRRK Man (Melling, Smith) – 3:50
  9. Gibbus Gibson (Spurr, Smith, Greenway) – 2:37
  10. Groundsboy (Spurr, Smith, Greenway) – 3:38
  11. Nine Out of Ten (Smith) – 8:48

total time – 48:15
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The Fallの32枚目となるアルバム、『New Facts Emerge』がリリースされた。ここ最近はずっと安定した活動を続けていたThe Fallだったが、昨年後半からこのアルバムのリリースにかけて、バンドにはいくつかの大きな出来事が起きていた。

まず最も大きな出来事は、2001年にボーカル、Mark E Smithと結婚し、それからはキーボード奏者としてバンドに無尽の貢献をしてきたElena Poulouの突然のライブ活動休止、そして脱退の一幕だろう。おそらくMES氏との軋轢が脱退の原因と思われるが、このキーボード奏者の脱退はファンにも大きな衝撃を与え、ここに1976年の結成以来、バンドのキャリア史上最長と言われた2007年からの不動のラインナップの一角が崩れ、バンドは2001年のアルバム『Are You Are Missing Winner』以来2枚目となる、メンバーに一人も女性が含まれない、完全男所帯でアルバムの制作へと突入した。また、このアルバムはバンド初となる、収録メンバーにキーボード奏者がいないアルバムであり、録音時の4人というメンバー数もおそらく史上最小のものと思われる。前作『Wise Ol’ Man』までの、盤石な体制で着実に一つの路線を維持しつつ、その世界観の中でひたすら質を磨いていくという職人的なアルバム制作の方向性は、一つの終わりを迎えたと言っても良いだろう。当初2月と噂されていたアルバムのリリースが5月になり6月になり、とうとう7月の末までズレ込んだのも、このアルバムの制作がいかに困難で、アクシデントに見舞われたものだったかを容易に想像させる。アクシデントといえば、ドラマーのKeiron Mellingが駅で二人組の暴漢に襲われ、重傷を負う事件も起きた。

もう一つの大きな出来事は、バンドが2016年をもって結成40周年目に突入し、2017年5月23日には初ライブからちょうど40周年と、大きなアニバーサリーを迎えたことだ。もっともバンドからしてみればそれがどうしたという、バンドが100周年だろうが明日でラストライブだろうが、いつも通り歌っていつも通り帰るのがこのバンドのスタンスではあるのだが、やはりファンにとっては喜ばしいことには違いなく、この32枚目となるアルバムも、そんな一つの節目を迎えてから初となるアルバムとして、多くのファンから期待と不安を持って待たれていた作品である。

僕は2007年の『Reformation Post TLC』頃から続く、一定の音楽性をひたすら深化させていく方向性、悪い言い方をするならマンネリ気味のThe Fallには、アルバムを聴くたび新鮮さがないという意味で、ある種の幻滅をずっと感じていた。特に前作『Sub-Lingual Tablet』は音楽的な完成度は非常に高く、それまでバンドがやってきたことの「正解」をすべて詰め込んだような快作であることは間違いないものの、それをバンドの新譜としてパッケージした時に、ここまで意外性のない音楽作品になってしまうのか、という意味で、非常にショックもあった。これはボーカルMES氏の音楽趣向と、それを完全に音として表現してしまえているのであろうメンバーのミュージシャンシップの高さが、化学反応を起こさないでそのまま結実してしまっているが故に起こる、聴き手側の感想としてしか存在しえない一方的な「面白みのなさ」ではあるのだが、『Fall Heads Roll』以前の、例えば『Code: Selfish』や『Levitate』などの乱雑なアルバムにあった、メンバーの誰もMES氏の思った通りの演奏はできてないんだろうけど、その荒廃した音の世界をMES氏のボーカルが一人で音楽にしてしまっている謎のスゴさ、みたいなエネルギーが大きく欠けている気がして、そこをバンドの面白みだと思っていた僕は、Elena Poulou氏のドイツ人らしいカッチリとした感性もおそらく一役買っているのであろう、まとまりがありすぎてそれが逆に従来の野趣的ならしさを奪っているような、でもそのおかげでかつてなくしっかりと音楽(曲)を演奏できているThe Fallを聴けてうれしいような悲しいような、そんな好悪の感情入れ混じる現在のバンドの姿を、ずっと『いつか崩れないかな?』『それともこのまま上り詰めるところまで上り詰める方がおもしろいのかな?』と、将来への期待と不安をはらんだ優柔不断な態度で聴き続けてきた。

おそらくMES氏がここまでミュージシャン贔屓になり、素人的な演奏を毛嫌いするようになった原点には、2007年の『Reformation Post TLC』及びその直前のアメリカツアーでの、アメリカのバンドDarker Than Blackのメンバーを起用したことによる、「アメリカのプロミュージシャンすげー!!」という素直な驚きがあるのだろうし、そこには”Post TLC”こと、アメリカツアー中にMES氏を置き去りにして国に帰った元メンバー達と、彼らの体現するイギリスのミュージシャン希望の「楽器やってます的な若者」への否定的な想いもあるのだろう。しかしそれが演奏の洗練とMES氏の肉体的な老化により、一種の、”うだつの上がらないポストパンクバンドの復活作”的スカムさを感じさせるところまでキていたのが前作、『Sub-Lingual Tablet』の危うい部分だった。

しかしその危うさを本人達も自覚したのか、その1年後にリリースされたEP、『Wise Ol’ Man』ではバンドはまるで先祖帰りするかのように、「破壊」の方向にギアを入れる。

振り返ってみると2007年から続いたバンドの”堅実”ラインナップのキャリアは、常に一つの方向性が煮詰まれば次の作品で一度それの解体に挑戦し、ある程度紐がほぐれたらまた同じ結び方で結び直すような、正しい結び方を見つけるための同じ挑戦の繰り返しだったのかもしれない。そして『Sub-Lingual Tablet』でその繰り返しが自己模倣の香りを放ち始めたところでリリースされたEP『Wise Ol’ Man』は、確かに前作で到達してしまった一種の腐敗臭から離れたいというバンドの意思を感じさせつつも、しかしほぐしたところでもともと一本の紐だったもののは、いくらほぐしてももとの紐の長さ以上のものにはならないという、”堅実”ラインナップの化学反応の限界と、「あ、これ次のアルバムでまた『Sub-Lingual Tablet』みたいなことするな。」という、解体されたものがすでにその段階でそこから生まれる次作を予感させているような、どこかその場しのぎ、予定調和的な色合いを感じさせる作品だった。
おそらくElena Poulouの脱退がなければ、『New Facts Emerge』はそんな、『Wise Ol’ Man』の前編にみなぎっている、「『Sub-Lingual Tablet』っぽくない『Sub-Lingual Tablet』」をただただ体現しただけの作品になっていたものと思われる。
しかし、では『New Facts Emerge』がそんなここ数年のThe Fallのマンネリ感、自己模倣感を根本から打破する、これまでにない全く新しいタイプの作品なのかというと、これがそういうわけでもない。このアルバムは一聴しただけでElena Poulouの脱退がバンドから持って行ったものの大きさがわかるし、そこから新しいものが生まれようとしているのもわかるが、まだ完全に産声を上げる状態にはなっていなくて、ただぽっかりと空いた重要メンバーの喪失という穴から、その中で途方にくれつつも一方でその状態を楽しんでもいるような、バンドとMES氏の姿が垣間見える、そんな「ショック状態のバンドのドキュメント」とでも言うべき作品で、純粋なアルバムとしての完成度は、『Ersatz GB』より高くない。
そもそもElena Poulouが脱退したとはいえ、残りのPeter Greenway (Gu)、David Spurr (Ba)、Keiron Melling (Dr)のメンバーはこれまでと全く同じだし、MES氏の曲に対する趣向もこれまでと一切変わっていないのだから、単純に、これまでのメンツで作られたであろう新譜から、編集で1の音を削った4の音がコレ、と言われれば、まさにそれとしか言いようが無いくらい、前作までの過程を、多少蛇行しながらもある地点に向かって深化を続ける過程として聴くなら、このアルバムには残酷なまでにマイナスと後退の要素しか見られない。

おそらくアイデアとしては去年のうちにできあがっていたのであろう、「Fol de Rol」や「Brillo de Facto」といった、これまでの既定路線を強く意識させる曲は、そのサウンドからキーボードが抜けているという点以外は全くこれまで通りと言って良い曲で、そこにはこのアルバムを前作以上のものにしようとしつつも、メンバーの脱退というアクシデントとして「ここまでしかできなかった」バンドの能力的な天井のようなものが感じられる。キーボードがなくなったことにより、サウンドとしては贅肉が削がれた印象がし、若干引き締まり、若返ったように見える演奏でもあることは確かなのだが、それはどこかそう意識して作られた音を聴いているというよりは、メンバーの喪失という現実が音に受動的に反映されているような、少し後ろ向きな雰囲気が感じられる。もっともこれはMES氏のボーカル以外の話で、今作におけるMES氏のボーカルワークについてはまた後ろの方で書こうと思う。
少なくとも、メンバーが一人減って、楽器が一つ減ったから、この楽器の組み合わせでしかできない新しい音楽を作ろう、みたいな気概はどこにも感じられない。バンドは去年まで5人でできていたことを4人ですることに必死である。

しかしその中で、唯一希望に感じられるのが、これまでバンドをまとめあげる裏バンマス的存在だったElena嬢が消え、その役割がMES氏に統合されたことで、より一層MES氏の色を感じる楽曲が増えた、ということである。それは一方で過剰なまでのテキトーさだったり、完成にこだわっているのかこだわっていないのか理解できないようなラフさだったりもするのだが、例えば「Couples vs Jobless Mid 30s」や「Nine Out of Ten」という曲は前作までの”堅実”ラインナップには見られなかった、『やりすぎ』の曲である。そして、「O! ZZTRRK Man」や「Gibbus Gibson」のような曲にはどこか90年代よりも昔の、古いThe Fallの薫りすら感じられる。「Gibbus Gibson」の後半のキーボードのチープな響きに、80年代のベガバン時代を思い出すファンもいることだろう。だからもしかするとこのアルバムは、作られた原因こそ、15年以上にわたる功労者のElena Poulouの脱退という非常にネガティヴなものだが、当のMES氏本人にとっては、俺のバンドをやかましく言ってくるやつが一人減って万々歳、くらいの、案外軽い気持ちで作られたアルバムかもしれない。そう考えるとアルバムの妙な仕上がり−前作までを完全に振り切るわけでもなければ、前作の路線を素直につきつめようという続編感もなく、放棄されたところは放棄されたまま、新しくMES氏のミュージシャンシップが強くにじむところは強くにじんだまま−にも納得がいく。つまりMES氏は最初からこの作品でThe Fallが終わる、というような気概で作品の制作に望んでいないし、また、この作品はこのアルバムがThe Fallが何かの段階や目標に達したと、バンド側からのアナウンスと意図して作られたものではない、ということなのかもしれない。そう思えば、また、そのような軽いスタンスでアルバムを出す、ということも、”堅実”ラインナップになってからの、いや、もしかしたらThe Fallの歴史全体を考えてみても、ここまで「とりあえず…」なスタンスで出された作品は、これが初めてかもしれない。レーベルはCherry Redで安定し、結成当初からの固定ファンはMES氏本人が吐き気を催すくらい多くいるし、しかも加入時から意識高くバンドを引っ張ってきた口うるさい妻はもういないのである。そこには一種の空虚さも感じられるが、このアルバムがどこかかつてのMark E Smith & Ed Blaneyといったソロワークに近いパーソナルさを感じさせるのも、そんなMES氏本人の「気の抜け」具合が大きく影響しているからかもしれない。

だがその分、このアルバムは失ったものも多い。特にこれまで育て上げてきた”堅実”ラインナップの演奏と、MES氏の変わらない、そして管理されることのなくなったB級以下の音楽センスは、水と油のように、どこか根本的な部分で交わらない。それは音像的には一種のスカムさとなり、前作まで進行していた、バンドの”発酵”をより加速させている。MES氏が今作である種の自己模倣のような、先祖帰り的な要素を楽曲に盛り込んでいるのも、素直に危険信号だと受け取りたい。過去The Fallのアルバムで、ここまでテンションの落ち込んだ作品は珍しい。このアルバムに褒められる点は非常に少ない。僕にとってはMES氏、The Fallの老化を肌でしっかりと感じた最初の作品となった。このアルバムは聴かなくて良い。MES氏の、The Fallの復活を望みたい。

 

 

 

※このレビューは8/5にはできていましたが、いや、やっぱりもう1回聴いてみよう、もう1回聴いたらちゃんといいところが見つかるはずだ・・とずるずる聞き返していくうちに2ヶ月がたち、結局いいところも見つかりませんでした。よって推敲せずそのまま文章を投げ、供養とさせていただきます。(10月5日)

The Fall 7/27 100 Club, London

 

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セットリスト:
Wolf Kidult Man / Rees / Brillo De Facto / Over Over / Groundsboy / Dedication Not Medication / First One Today / Fol de Rol / Second House Now / New Facts Emerge / Auto Chip 2014-2016 / Snazzy / Blindness (excerpt – with lyrics from Dedication Not Medication) / Fall Sound / Bury // Mr Pharmacist
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27日のライブはロンドンの100 Clubで、Goat Girlが前座、Andrew WeatherallがDJを務めました。この日のMES氏は非常に体調悪く、見かけもなんだかやばげ。ステージを途中で降りて楽屋で歌ったり、ステージに彼女?が現れたりとなかなかカオスなライブだったようです。ジョーン・ジェット風コスプレの謎の彼女、なかなかパンチが効いておられます。。

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The Fall 5/27 Bearded Theory Spring Gathering, Catton Park, South Derbyshire | 5/28 Transformer Festival, Victoria Warehouse, Manchester

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5/27
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セットリスト: TBD

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27、28日は両日ともそれぞれ別のフェスへの出演。27日のBearded Theory Spring GatheringはめずらしくFall Onlineの人が誰も行ってないらしくHPをみても「anyone go?」と書かれているだけ。注目すべきは上のラインナップ紹介に使われていた画像で、下の画像から見事にElena嬢が切り貼りされていることがわかります。「脱退」なのか、「ライブ活動は休止」なのか不透明な状態が続いているElena嬢ですが、ライブ活動休止にしているつもりなのは本人だけで、もうバンドとしてはElena嬢なしで、ということになっているのかもしれません。

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※Facebookにいくつか画像があったので引用しておきます。(Mick Allpress氏撮影の写真を引用)
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5/28

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(Darrell Taylor氏撮影の写真を引用)

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セットリスト:TBD
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5/28はマンチェスターのTransformer FestivalLouder Than Warにレビューがあります。Pete氏がシルクのハットを被り、Keiron氏がレスラーマスクを被るという場面があったようです。※なお前日も同じようなノリがあった模様(謎)。ハゲに帽子は絶対イジりだと思うので、MES氏もしかしたらこのラインナップに飽きてきてるのかも・・?

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(Mick Allpress氏撮影の写真を引用)
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新キーボーディスト氏も順調に馴染んできているようです。

The Fall 5/23 Belgrave Music Hall, Leeds

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(twitter: @radio_bellers氏の画像)

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セットリスト:Wolf Kidult Man / Brillo / Over! Over! / Dedication Not Medication / New Facts / First One Today / Second House Now / Pledge / Fol de Rol / Snazzy / 9 Out of 10 / Autochip 2014-2016 // Fall Sound
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2月の23,24日、及び3月31日に予定されていたライブが全てMES氏の”重篤なインフルエンザ”によって延期されていたので実に3ヶ月半ぶりのライブ。その間にドラマーのKeiron Melling氏が駅に暴漢二人組に襲われるなど、悪いこと続きのThe Fallでした(その後二人組は無事逮捕)。
23日のライブはその2月24日に予定されていたライブで、会場は同じくリーズのBelgrave Music Hall。企画は同地のイベンターSUPER Friendz。カマシ・ワシントン呼んだり今度は同会場でBADBADNOTGOODとかが出るイベントもやるようです。奇しくもこの日はThe Fallがバンドとして40年前に初めてライブをやった日でもありました。

23日のライブは下の動画をみると4人でも演奏していたようですが、上の写真右端にはしっかりとメンバー?とおぼしき新キーボーディストの姿が。またギターのPete氏が出家したのか頭を丸めています。

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5/14(土) 関西コミティア50お疲れ様でした! ※頒布物の通販情報について

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5/14(日)、インテックス大阪で開催された「関西コミティア50」にサークルNo. A-66 “しめじ城”で参加させていただきました。
当日スペースに立ち寄ってくださった方々、挨拶に来てくださった方々ありがとうございました。
しめじ城としては2年ぶりのイベント参加でしたが、初となるインテックス大阪開催の関西コミティアを楽しませていただけました。

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頒布物の通販情報はこちらになります。頒布した2冊のコピー本を通販させていただきます。:

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1.『ゆるキャラの4コマ』

twitterなどで掲載していた4コマのまとめ本です。
16p100円。以下の2つのサイトでお買い求めいただけます。

 

TONDEN SHOP (フィジカルのみ)

BOOTH (DL販売)

 

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ゆるキャラの漫画まとめ

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2.『Goregrind知恵袋』

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グラインドコアのサブジャンル、ゴアグラインドについて簡単な歴史の解説と40枚のディスクレビューを収録したショートガイド本(コピー本)。
20p100円。下のサイトよりお買い求めいただけます。

 

TONDEN SHOP

Amazon (Kindle版) DL販売

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(本文サンプル)

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また、上記サイトから通販するのが億劫な方は青のりしめじまで連絡いただけましたら直接通販のやり取りをさせていただきます。
代金は送料込みの銀行振込で、三井住友、三菱東京UFJ、ゆうちょの3つの銀行口座に対応しています。
送料は梱包代含めて350円になります。BASEの送料が一律500円になりますので、振込手数料含めてこちらの方が安い、という場合などにご検討いただければと思います。

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次回のイベント参加予定は未定ですが、秋頃のコミティア、関西コミティアどちらかに参加できればなと思っております。

引き続きよろしくお願いします。

【レーベル紹介】ULTRA VAGUE Recordings

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Ultra Vague Recordingsの音楽を初めて聴いたのは数年前、Bandcampでいつものように音楽を探している時に、同レーベルのコンピレーションであるUvarious ArtistsシリーズのVOL.4を聴いた時のことだったと思う。その時は「Name Your Priceのアルバムだ、いろいろ聴けて便利だな、うれしいなあ・・」という感じの、当たり障りのない印象だったが、収録アーティストの一つであるAl Coholicの2枚のアルバム-妙にチープな90年代風のテクノで、そのB級なストレートさにもかなりグッときた-にどハマりして以来、自分の中ではずっと応援していて、Jimmy Spoonのすばらしいミニアルバムなどが出るたびに、なんでこんな素晴らしい音楽が話題にならないのだろうとやきもきした。Ultra Vague Recordingsはウクライナ出身のFudo Kazukiという人物が運営しているレーベルで、ちょうどこのレーベルと出会った頃はロシアとウクライナが政治的になんだかややこしいことになっていて、この人ウクライナに住んでて音楽なんかやってる暇あるのかな?と全く関係ない国の話なのにモヤモヤ不安に思ったりもした。そしてその思いは数年経った今でも変わらず(Fudo氏はここ数年の間にアメリカに移住したらしく、彼個人に対する「戦争に巻き込まれるんじゃないかな・・・」的な勝手な心配はしなくて済むようになったが)Ultra Vague Recordingsの知名度もUvarious Artistsが5、6と枚数を重ねた今もイマイチ変わらず、それでもなんだかんだでFudo Kazuki氏はTwitterやFacebookでUltra Vagueのことを日本語でつぶやくとすぐエゴサで見つけていいね!や❤️を押してくれるので、なんだかいい加減150文字以上の文章をこのレーベルについて書かないといけないような気がしてきたので、ちょうど先日(5/12)Uvarious Artists VOL.6』がリリースされた今、そんな文章を書いていきたいと思います。

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Ultra Vague Recordings2014年のこのインタビューによると、2008年に当時トリップポップバンドMAMANETのマネージャーをしていたFudo氏によって創設されたレーベル。これまでに80枚近い音源をリリースしていて、ジャンルとしてはエレクトロニカやトリップポップ系のミュージシャンの作品が多め。作品はすべてFudo Kazuki氏のセンスで選ばれていて、その為レーベル全体に音楽的な統一感があり、逆に言うとそのなんだか良い雰囲気以上のものはないので、インディーズのこれ系の音楽に「革新性のあるやつ!!!」とかを求めがちな、歴史の証人になりたい系の人にはあまり人気がないのかもしれない。僕は普段トリップポップ的な音楽を聴くことがなく、ポーティスヘッドとかも「ぱっぱと歌って次の曲いけ!!」とか思ってしまうダメリスナーなので、なんでそんな自分がこのレーベルのSorrow Leads To Salvationみたいなもろエレクトロニカ・ミーツ・トリップポップな音楽を平然と聴けるのか疑問だが、どこかアコースティックギター片手に歌うケルト民謡的なものの弦楽器の代わりに打ち込みのビートが鳴っているような素朴さがあるのが魅力になっているのではないかと思う。なんとなくウクライナって一年中ずっとこんな感じなんだろうなーと思って聴くと音楽が望郷の歌みたいに聞こえて結構沁みるのです。

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といいつつ僕もまだこのレーベルのアーティストを全部聴けているわけではなく、むしろ聴いているのはごくわずかで、そのごくわずかなミュージシャンがめちゃくちゃ音的にハマってるから、このレーベルを応援し続けようと思っている、といった感じ。実はこのレーベルはCDやレコード、カセットといったフィジカルなリリースは一切していなくて(多分)、すべてダウンロード販売オンリー(きっと)。去年くらいにオフィシャルのHPをリニューアルしてBandcampも0から作り直し(?)てからはきちんとアルバムに8ドルとか7ドルとかお金を取るように方針が変更されたのですが、それ以前はどうしてこんなにちゃんと作ったものをNYPで売るのか?と思うものばかりで、ただただ不安でビタ銭ではありますが、お金を払って音源をダウンロードし続けていました。

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レーベルのアーティストをあまり聴き進んでいない理由の一つに、雰囲気がどれも一緒だからあんまり一個ずつ聴こうとは思わないというのもあるのですが、一個一個聴いてみたら個性的というかこれが東欧的ということなのか、かなりアクの強い音楽もあって、そのアクの強さからなかなか抜け出せないということもあります。僕が最初にハマったAl Coholicなんかはリリース当時10代の少年だったようなのですが、遊びで作ってるんだろうけどここまで楽しい音楽ならいいよなという気持ち良いテクノ。まさにカタカナで3文字「テクノ」と言いたくなるようなドラムンベースな音で(じゃあテクノじゃないだろ・・)、僕のiTunesではRoni Sizeの某アルバムよりも再生回数が多いアーティストです。ただ現在はAl Coholicでの活動をやめ、Shanti Peopleというなにかと仏教っぽい音楽グループで活動中。

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歌ものの充実もこのレーベルの良いところです。完全にFudo氏の趣味だと思うのですが、KAYEとかJimmy Spoonのような、深く静かに響くようなボーカルのアーティストが男女問わず多く在籍しています。特に僕が好きなのはJimmy Spoonで、この「Water Hurts」なんて曲はDepeche Modeの数千倍深みと安らぎがあるようで、これもめちゃくちゃ聴いてる曲です。ULTRA VAGUEにしろFudo Kazuki氏にしろ、VK.comとかちゃんとロシア系というかそっちの言語のSNSを覗くときちんと人気があって安心するのですが、このJimmy Spoon氏にいたってはツィッターのフォロワーが2人しかいなくて、見つけた時はフォローしていいかかなり悩みました。(結局フォローしたけど全然ツィートが更新されないのでフォローを外しました。)

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とにかくULTRA VAGUE Recordings、いいです。あんまり話題にならなそうなB級っぽい音源もノリで出してるようなところとか、煮え切らない感じ、東欧とかあのへんのインディーのシーンにありがちな「田舎オルタナ」「田舎テクノ」みたいな日本のそれ系のバンドよりも下手すると素朴~!ってなるようなバンドの音源も出していて、そういう懐の豊かさも良いと思います。中でも一番いいなと思うのはFudo Kazuki氏の好みというかそういうのが(最近はなんかズブズブ仏教系にいってる感じですが、母国がロシアとあれだったりしていろいろ抱えていらっしゃるのでしょう。)ブレずに一貫しているところ。あとちゃんと出すべきところでは雰囲気出してるというか、きちんとポリシーもってやってる感じがするのも良いです。日本でどれだけの人がこのレーベルのことを知っているのかわかりませんが、もう少し多くの人が知ってもバチは当たらないと思います。Ultra Vague Recordingsはなぜか日本語のツィッターがあったりアメブロやってたりそういうところもおもしろいです。ぜひいろいろ聴いてみてください。まずは先日発売された『Uvarious Artists VOL.6』が一番の入門編になると思います。NYP、Fudo Kazuki氏による日本語タイトルの「引きこもり」という曲も入っています。オススメです。

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Start At Zero (from Slovenia) Japan Tour 2017@京都GATTACA 2017/4/29(日)

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行きました。出演は

Hi-Gi (横浜)
Start At Zero (Slovenia)
nim
Lilac
Garden Of Chicken Cokes
MY HODLER

の6バンド。

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スロベニア出身のポップパンクバンドStart At Zeroのジャパンツアーと、横浜のロックバンドHi-Giのリリースパーティーをドッキングさせた企画で、ポップパンクのライブというだけあって来ている人はかなり若め!やっぱりジャンルによって客層って変わるんだなと驚きました。

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この日は友達が東華彩館のエレベーターに乗ってみたい(日本最古らしい。乗りました)と言っていたのを思い出し、誘って一緒に京都をぶらぶらしたあとライブへ。6時会場の6時半スタートだったのですが近所の王将で中華を東華彩館のと食べ比べたりと、だらだらしてるうちに7時に。最初のバンドは終わっており、またも1バンド目を聴き逃してしまいました。(結局どのバンドだったかは不明)
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2バンド目はGarden of chicken cokes。いろいろな”やりたい”を全部愚直にやってる感じのバンドで、実際年齢もかなり若そうなバンドでしたが、この日観たバンドの中では一番若々しさを感じました。コレ!っていう曲以外はあんまり練習してなそうな感じも正直ですごくよかった(笑)。

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3組目はLilac地元京都のバンドで、この日観た日本のバンドの中では一番グッときたバンド。ボーカルの人はスキンヘッドにした方がなんかストレートエッジっぽい歌詞の世界観がより一層際立つんじゃないかとか、全体的に雰囲気がLONEに似てるとか関係のないことばかり考えていましたが、このバンドはメロディックパンクとかエモとかそういう感じのバンドで、聴いている限りそこからブレている音ではないはずなのに、なぜかどの曲も自然とふわ〜っとギターソロに誘導されていって、そこでこの人絶対インペリテリとかイングヴェイとかすきなんじゃないかなーというピロピロが聴けるという、なんだかすごく不思議な音楽でした。ギターの人は絶対ドラゴンフォースとかすきそうです。ドラムの人もドラマーとしてこの上なく正しい体型で、音もドカドカ鳴っていてよかったです。
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(写真1: 気持ちよさそうなピロピロ)

(写真2: 曲を大事にした、感情込めます一辺倒な歌い方じゃないのもよかった。帰りがけに物販覗いたら誰もいなくて音源を買えなかったという。)

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そして4組目はStart At Zero

 

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正直ツィッターでこのバンドの来日を知るまで、スロベニア(いまだにスロバキアと書きそうになる)がどこにあるかも知らなかったし、パンクバンドがたくさんいることも知りませんでした。しかしスロベニア、かなりのポップパンクの宝庫で、今回来日したStart At Zero以外にも良質なバンドが数多くいます。
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↑これはStart At Zeroですが、他にも↓

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とにかく紹介しきれないくらい良いバンドが多いです!特徴としては底ぬけのエバーグリーン感でしょうか?カリフォルニアのバンドのパームツリーがあって日差しは強いけどあとは基本アスファルトでーすみたいな明るさとも、イギリスのバンドのわずかな天気の日に全力出してるような明るさとも違う、草木の匂いがいつもしてるような健康的な明るさを感じます。そしてStart At Zeroのステージ。

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ツアーでイギリスを廻ったり精力的に活動しているだけあってその演奏は圧巻の一言。またバンドの写真を撮ろうとすると必ず写り込んでしまう(笑)、ファンの人たちの盛り上げも最高で、なんだか本当に盛り上がったなというライブでした。後半はベースの人がマイクを持ちBad ReligionのDo What You Wantも披露。まだ2枚しか出ていない音源の、おそらく大部分の曲を演奏してくれたと思います。これから先日本にスロベニアのポップパンクバンドがくることがあれば全部行こう、そんなふうに思わせてくれるライブでした。

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そしてもう1組の主役であるHi-Giのライブ。これもよかったです。

そしてHi-Giが終わった時点で全部終わったと思った僕たちはそのまま帰宅。帰り「Start At Zero」が4番手ならあと1バンド残ってるよな、と思いましたが、また多分何かあれば観れると思い、良いものを見逃したと期待することにしました。

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P.S. 物販もいろいろ買いました。