【音源紹介】 CIDERVIOLENCE / FETUS CHRIST, HOOKED ON CHRIST

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イギリス出身のファストコア/パワーヴァイオレンス系バンド2組によるスプリット盤。どちらのバンドも名前からして反キリストを全面に押し出しているが、音はブラストビートを交えた無骨なハードコアといった印象で、曲名もそんな感じという以外は特にこれといった特徴は見られない。この系統のバンドはみんなこういう名前を名乗る、といった伝統があるのかもしれないが、まだまだこのジャンルを聴き始めて日が浅いのでよくわからず。クラストコアはCrassとかアナーコパンクの延長から始まったという話を聞いたことがあるので、もしかするとその伝統でこういった名前をつけているのかもしれない。音源は双方とも非常に音質が悪く、ほとんどアメリカのどこぞの田舎のハードコアバンドが無料で出しているスカスカのデモ音源のようなのだが、このスプリット盤を気に入ったのはそんな録音でもどちらのバンドからもそれぞれ大変熱気と勢いが伝わって来るということ。もしかするとこうやって音質の悪い音源を出すということも文化なのかもしれないと思えるほど、音質の悪さも気にならない。特にFetus Christは他の音源も一通り聴いてみたいと思った。
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【音源紹介】The Great Hard-Core Odrb / Lues de Funes

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スロバキア・ブラチスラバ出身の3人組ハードコアバンド、Lues de Funesが91年にリリースした唯一のアルバム。リリース元は同国の民主化後初となるインディーズレーベル(らしい)のZoon Recordsで、レーベルとしてもこのアルバムが最初のリリースとなった模様。

内容はラジオの騒音からYoung Marble Giants風のキーボード、口笛からファンファーレまで、様々な音源が躁鬱的な間隔で挿入された変態的なハードコアで、一応デス声やスラッシーなギターリフなども入ってはいるものの、全体的な印象としては民族色の強いアンダーグラウンドなスカムコア(ほぼロック)といった感じ。しかしながら当時の国家的な環境がそうさせたとおぼしきヘロヘロの音質の中をパタパタと聴き馴染みのあるテンポで駆け抜けていくドラムと、それに乗って猪突猛進するサウンドの味わいは完全にハードコアのそれであり、本流から逸れきっているわけではないというところに大きな魅力を感じる。
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